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こんにちは。FILM STOREバイヤーの山田です。

今回は私が毎日実践している入浴を利用した解毒方法についてお話しさせていただきます。

「解毒」と言えば腸や肝臓と思われがちだと思いますが、それだけではありません。

実は、皮膚も重要な解毒器官です。

毒素の中でも「有機溶剤」を排出できるのは皮膚だけ。最新の報告では、ヒ素や鉛も汗から排出されることがわかっています。

そこで、手軽にできるデトックス方法として私がおすすめしたいのがエプソムソルトを使った長めの入浴です。

暑い日や忙しいときはついシャワーで済ませがちですが、なるべく毎日長めに入浴することを習慣にしてください。

「汗をかく習慣をつける」

エアコンがある生活にすっかり慣れてしまった現代人は汗をかかなくなっています。

体臭が気になるので汗をかくことを嫌がったり、そもそも体調が悪くて汗をかけない人も増えていると感じます。 　

汗は、汗腺に刺激を与えないと出てきません。

その上、日常的に汗をかいていないと、さらに汗をかかなくなってしまいます。

これはせっかく持っている解毒能力を使っていないのと同じことです。

デトックス（汗をかく）習慣をつけるためにも、ぜひ毎日入浴をお勧めします。 　

大量の汗をかくには運動したりサウナに入ったりが方法としてありますが、苦手であったり毎日は続けられない方も多いと思いますが、入浴なら簡単なので毎日飽きずに続けられます。

入浴すると、毛細血管が拡張して血のめぐりが良くなります。

お湯に深く身を沈めると、体全体に大きな水圧がかかり、マッサージのように手足の血液を押し出しますので、血液やリンパ液がスムーズに流れていきます。

心臓の働きが穏やかに高まり、汗をかくことで代謝もよくなります。

自律神経・免疫・ホルモン系などの機能も向上します。 　

入浴の効果をより高めるなら、前述した『エプソムソルト』を浴槽に入れるのがおすすめです。

エプソムソルトは、イギリスのエプソムという街で発見され、塩のように見えるので、ソルトと名づけられましたが、塩ではなく海水から取れる「硫酸マグネシウム」というミネラルが主成分です。

お湯を張った湯船に入れて入浴すると、肌から直接マグネシウムを吸収できますので、血液中のマグネシウム濃度が高くなります。 　

サプリメントからマグネシウムを摂取すると、お腹がゆるくなる方がいらっしゃいますが、経皮吸収の場合は、まず問題ありません。

私の経験上、ケチらず、しっかりとした量のエプソムソルトを入れるのがポイント。

血管拡張作用があり、発汗を促すだけでなく、多くの人が不足しがちなマグネシウムを皮膚から吸収できます。 　

マグネシウムが不足すると、神経系や筋機能、血糖値、骨密度、代謝に影響を与えます。

十分にマグネシウムを取らないと、血管の収縮に影響がおよび、片頭痛が起こることもありますので、不足に注意が必要です。 　

特にストレスが多い人や、お酒をたくさん飲む人は、マグネシウムをどんどん消費してしまうため、不足しやすくなります。 　

エプソムソルトを入浴剤として使うと、毒出しと同時に必須ミネラルを補えることになりますので、神経も落ち着き、体も温まってよく眠れるようになると、私自身実感しています。 　

また、塩分ではありませんので、風呂釜や配管を傷めることもありません。

なるべく毎日肩まで浸かって、15分以上じっくり入浴してたっぷり汗をかきましょう。

私の場合は15分入浴→水シャワー浴びてから休む→再入浴15分の計30分、毎日必ず入浴します。
（温冷入浴式で、間に水シャワーを浴びると体内の免疫を作るミトコンドリアが活性化するのでよりお勧めですが、苦手な方は取り入れなくても大丈夫です）

もし長い入浴が退屈な方は、ウォータープルーフのスマートフォンやタブレットを活用しながら入浴するといいでしょう。

参考まで、私は防水のKindleリーダーを使って、入浴時間を日々のインプットタイムとして、大切な１人の読書集中時間として活用しています。